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第3四半期の単体の売上高は456億円=開局55周年でドラマ制作、映画に出資など−関西テ福井社長、今年の経営方針など語る
投稿日時: 01/25

関西テレビの福井澄郎社長は22日の記者会見で今年の経営方針などにつき要旨次のように語った。

一、第3四半期の単体の売上高は456億30百万円で前期比0・8%増、営業利益は31億38百万円で6・8%減、経常利益は38億36百万円で0・2%減。売上高の内訳は放送事業収入が449億21百万円で1・2%増、タイムが129億87百万円で1・1%減、スポットが266億11百万円で1・2%減。
一、放送収入のマイナスを事業の「ツタンカーメン展」など放送関連収入がカバーして、第3四半期は増収減益となった。通期の単体の売上高は前期とほぼ同じの610億円、営業利益は31億円程度で微減収、微減益を予想している。
一、ローカルタイムが回復状況にあるが、ネットタイムはまだ不透明。スポットは昨年11月からは回復傾向で、12月は6月以来半年ぶりに前年をクリア、スポットは昨年12月までは在阪局でシェアトップを守っている。
一、今年の最大の課題は、できるだけ早い段階での視聴率の挽回。昨年10月改編の成果はまだまだあらわれていないが、我が社は日本最大のコンテンツメーカーだと自負しているので、いずれ結果が出てくると思っている。
一、今年1月1日から開局55周年期間に突入、様々な企画を用意している。高校生の軽音楽部をテーマにした地域密着ローカルドラマの制作や映画「県庁おもてなし課」に出資、ジャニーズ事務所や復活するザ・タイガースの公演も主催する。
一、我が社が制作したドラマ「ゴーイング・マイ・ホーム」は視聴率は良くなかったものの、「ロッテルダム国際映画祭」の正式招待作品になるなど、内容は高く評価されている。






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