TBSラジオの入江清彦社長はじめ幹部は日の記者会見で現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽入江清彦社長=10月の首都圏ラジオの聴取率調査結果はTBSラジオは連続首位の記録を68期と更新した。しかし過去最低レベルであった前回8月の1・1%がステイに留まった。ナイターゾーンではクライマックスシリーズをトータル6試合完全生中継したが、いずれも好結果が得られたが、むしろ、TBSラジオの大票田であるデイゾーンで苦戦した。土曜の「堀尾正明+PLUS」が“スタンバイ”、永さんの土曜ワイドに並んで全局全番組中首位となった。全局のセッツインユースは6・3%で前回より0・2ポイントUPした。まだまだ、十分な数字ではなく、7%台に戻さないと。この1年での推移をみると、リーチは大きな変化が見られないが、高齢者の聴取分数がかなり減っている。
10月は営業収入でタイムが積み上がり、予算、前年ともにクリアしたが、逆にスポットが低調となっている。10月は何とか利益は上乗せできたが、通期での業績は依然として油断できない状況である。
事業関連では約5年ぶりにTBSハウジングの新会場「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」がオープンすることが決まった。国道246のこどもの城の裏手、旧青山病院跡地、16棟だての展示場。山手線内では唯一の総合住宅展示場で、利便性抜群でもあり新たな都市型の住宅展示場としてポテンシャルの向上を期待する。オープン予定は来年のGW前、4月下旬で、5年間の開催期間、現在は群馬、栃木、埼玉県に7会場あるが8会場になる。
▽浅井敬取締役営業統括局長=10月はタイム101・3%、スポットは93・2%だった。11月は現在103%、85%だが前年超の見通し。第3四半期はまずまず、第4四半期は苦戦しそう。TBSハウジングは5300坪に16棟。TBSブランドとして活用する。
▽古川博志編成業務局長=「JUNK」「堀尾正明〜」が首位。