長野朝日放送の菊地誠一社長は25日の記者懇談会で現況などにつき要旨次のように語った。
一、当社は昨年が開局20年で様々なコンテンツにチャレンジしたが、それなりの結果を残せたと思っている。今年は21年目であり、30周年、40周年に向けてのスタート元年で大事な年と位置づけ全社員邁進していく。
一、長野県の中で地域メディアとしての存在を強化して、長野県で最初に選ばれる局になりたい。ものづくりを通して、結果として地域の未来戦略に貢献していきたいと考えている。
一、「全社変革プロジェクト2012」として3つの大きな取り組みを進めていく。1つはT-1P(トリプルワンプロジェクト)で、売上げで県内ナンバーワンになりたい。2つ目はチーム制度改革で、2014年4月に時代に即応した人事・給与・評価制度を導入する。3つ目はグループ会社のABNサービスの企画力・制作力の強化。このため「activeChallenge」、「brandNew」、「noLimit」。すべての社員が「abn」精神で行動する。これが今年スタートしたプロジェクトである。
一、2011年度は売上げ50億97百万円、営業利益2億22百万円を確保した。2012年度の収支予算は売上げ52億円、営業利益2億61百万円を設定してスタートした。4月〜6月はローカルの売上げで前年比112・7%で推移している。
(全文は2012/07/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)