株式会社ヒューマックスシネマ(東京都新宿区富久町13ー19、代表取締役社長・林瑞峰氏)は、同社経営の銀座シネパトス3館を、東京都の退き命令に因り、平成25年3月31日をもって閉館すると発表した。
同社は昭和42年10月に銀座地球座を、翌昭和43年9月に銀座名画座をオープン以来45年間にわたり、三原橋地下街において運営を続けて来た。当初は邦洋のピンク映画を上映、その盛衰をみつめ、昭和最後の年となった昭和63年7月に現在の館名に変更、3館体制となった。以来さまざまなバラエティに富んだ作品の数々を上映、近年は名画座に注力し、往年の名作と共に多くの名優がスクリーンに登場、また、最近はスターの舞台挨拶ばかりでなくトークショーなども積極的に行っている。
株式会社ヒューマックスシネマは現在池袋、渋谷、銀座、横須賀、成田の5ヶ所に、24スクリーンの運営を行っているが、銀座が閉館すると4ヶ所、21スクリーンとなる。
(全文は2012/07/23発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)