radikoと静岡県立大学はこのほど、音声・点字モバイル端末でラジオ聴取を可能にする視覚障害者向けの「radiko・jp」アプリを共同で開発した。
新しく開発した「radiko・jp」アプリは、静岡県立大学国際関係学部の石川教授と韓国のHIMS社が共同開発し、エクストラが発売している視覚障害者向けの音声・点字モバイル端末「プレイルセンス」シリーズ専用アプリで、2012年1月より研究が始まり、約5ヶ月の期間を経て完成、点字キーボードで起動や選局などが操作でき、視覚障害者がより手軽にラジオを聴取できるように設計されている。
「プレイルセンス」シリーズは、点字キーボードによる文字入力や各種操作、点字ディスプレイ表示と音声読み上げ機能を提供し、文書作成、電子メール、ウェブブラウザ、DAISY図書や音楽の再生、電子辞書、GPSナビ、FMラジオなどの多彩な機能を持っている。
(全文は2012/07/13発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)