TBSテレビの石原俊爾社長は5月30日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、特にゴールデンとプライムの視聴率が厳しい数字となっており、状況を早く打開しなければならないと考えている。全日帯の情報系の帯番組は引き続き好調を維持しているし、日曜劇場「ATARU」は平均で15%を超えるなど、ドラマも比較的堅調だ。問題はバラエティ番組で、早急に抜本的な企画の見直しを図るよう現場に指示している。スポーツでは、現在「ロンドン五輪バレーボール世界最終予選」をフジテレビと共同で放送しているが、いずれも高い視聴率を記録している。今後も「サッカー欧州選手権ユーロ2012」、「ロンドンオリンピック」と大型のスポーツイベントが続く。国民の関心も高まっているのではないかと思う。また、7月のドラマだが、日曜劇場は、向井理の「サマーレスキュー〜天空の診療所〜」、木曜日は藤ヶ谷太輔ら注目の若手キャストを配した「ビギナーズ!」がスタートするので、視聴率のアップを期待している。
(全文は2012/6/4発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)