TBSテレビのメディアビジネス局ペイテレビ事業部(谷口潤一部長)の2011年度の概況と2012年度の対応は次の通り。
〈CS事業部門〉
2011年度のTBSチャンネルは、ドラマ・音楽・スポーツを中心に強力なコンテンツを積極的に投入した結果、加入者は年間を通じて順調に増加し、2012年1月末に加入者数が600万件を超えた。2012年3月末の加入者数は約606万件となっている。
2012年度は開局10周年にあたり、7月にスカパー!e2でのHD化が予定されており、7月から10月までドラマやK-POPライブ、オリジナル紀行ものを中心に強力なラインアップを組む予定。また、「2012ロンドンオリンピックバレーボール世界最終予選」の海外勢同士の試合をCSオリジナルで生中継を行うなど、引き続きスポーツ中継にも力を入れる。
TBSニュースバードは、リアルタイム重視のニュースをテーマに掲げた結果、加入者数も順調に伸び、2012年3月末の視聴世帯数は約743万件となっている。2012年4月よりスマートフォン向け放送局「NOTTV」のニュースチャンネルでサイマル放送を開始し、スマートフォン利用者に対して視聴機会を増やしている。
(全文は2012/6/4発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)