TBSテレビ事業局の岩原貞雄局長はじめ幹部は23日の懇談会で、2011年の概況と2012年度の対応について説明を行った。
席上、岩原局長は、4月1日付の組織変更と人事に言及。「権利処理などを考慮すると、事業局は1次コンテンツを作り、2次、3次と繋げていくのがメディアビジネス局とし、映像事業部を移した。文化事業部は展覧会を中心に、事業部はミュージカルなど赤坂アクトシアター、BLITZの展開など。放送以外の1次コンテンツを作り、よりクオリティの高いものをお届けし、感動を共有することで発展していきたい」と語った。
文化事業部(高橋一世部長)の下期概況と12年度上半期の展開は次の通り。
昨年度は前年度比119%の利益を確保した。「恐竜博」は59万人が来場し11年度の展覧会では1位。「世界遺産ヴェネツイア展」は16万人。「インカ帝国展」はすでに30万人を超えている。このあと6月に「ベルリン国立美術館展」(国立西洋美術館)、7月に「日中国交正常化40周年記念、特別展草原の王朝〜契丹―美しき3人のプリンセス」、「特別展元素のふしぎ」「リヒテンシュタイン、華麗なる侯爵家の秘宝」。
（全文は2012/5/25発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)
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