フジテレビは今年3月11日に東日本大震災から1年経ったその日の「日常の1コマ」を撮影してもらい、映像をつなぎ合わせて1本の映画をつくるプロジェクトをスタートしたが、2月末のプロジェクトの発表後、日本を含む12カ国から約8000件、300時間に及ぶ応募があった。
YouTubeを通して投稿された映像や、同社の取材映像、被災地に配布した200台のカメラで撮影された映像をつなぎ合わせて製作する映画「JapaninaDay」の製作総指揮はリドリー・スコットとトニー・スコット。また、監督には成田岳、フィリップ・マーティンが決まり、2人はすでにロンドンの編集所で映像プレビューなどの作業を進めており、今月末にも編集を開始、9月の完成を目指す。
なお、世界での公開に先立ち11月に全国ロードショー公開の予定。
(全文は2012/5/21発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)