フジテレビは17日、Google Inc.とのコンテンツパートナーシップ契約に基づき、子会社であるYouTube,LLCが提供するサービス「YouTube」において、番組や動画配信を行うことを発表した。
同社は、利用者8億人という世界最大の映像プラットフォームである「YouTube」を利用して、かねてより指針としている「メディアコンプレックス」と「デジタルコンテンツファクトリー」をネットの世界に拡充するとともに、コンテンツの国際展開を目指すとしている。
具体的には、「YouTube」の環境を利用しコンテンツを国際的に配信することで、世界中の人に視聴してもらえる機会が増えること、番組接触が少ないYouTube世代に番組が認知され、新たな視聴者を獲得するといった地上波放送との相乗効果を期待している。
(全文は2012/4/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)