テレビ朝日の早河洋社長は14日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、これまで日本テレビとフジテレビのトップ争いに埋没しないようにと言い続けてきたが、年末週、三が日、1月2週目などがトップレベルを獲得して、全体として健闘している。年間のプライムは12%台の戦いで、トップとの差は縮まっているが、3強とか三つ巴とか言われるのは過大評価と思っている。2強との差は非常に大きい。当社の弱点ははっきりしているので、その原因を緻密に分析し、短期・中期の戦略を構築して強化、改善をしていきたい。会社全体も、編成あるいは制作現場も士気は上がっていて、果敢に上位局に挑戦していきたい。来年度が経営計画デジタル5ビジョンのゴールなので、今年どこかではっきりした成果を出して来年度につなげ、本当の意味での三つ巴というか、3強という評価を得たいと考えている。
(全文は2012/2/20発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)