TBSテレビのメディアビジネス局ペイテレビ事業部(谷口潤一部長)の上期概況と下期対応は次の通り。
〈CS事業〉2011年はTBS開局60周年にあたり、TBSチャンネルでも上期に60周年特番を毎月編成した。その結果、加入者は引き続き好調に増加しており、2011年9月末の視聴可能世帯数は約588万件(前年同期比約13%アップ、68万件増加)となっている。60周年記念特番として「山口百恵さよならコンサート」、「さよならキャンディーズ」などが注目を集め、さらに「水戸黄門第1部」、「寺内貫太郎一家」などドラマをラインナップした。スポーツでは、「世界陸上テグ大会」のフィールド競技を単独生中継し、地上波との新しい形の編成連動を行った。韓流コンテンツでは、「チャン・グンソク独占インタビュー」や「メリは外泊中」などを特集。「KARA」や「FTIsland」などのオリジナルライブを独占放送。この他、「けいおん!!」や「獣医ドリトル」、「SPEC」など幅広いラインアップを揃えた。下期は「真冬のK-POPカーニバル」を展開、年末に「SBS歌謡大祭典」を生中継するなど、K?POPライブを特集する一方、地上波で放送を終了する「渡る世間は鬼ばかり」、「水戸黄門」など引き続き重点的に編成する。
(全文は2011/11/21発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)