TBSラジオの加藤嘉一社長はじめ幹部は21日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽加藤嘉一社長=8月の首都圏個人聴取率調査の結果が発表され、TBSラジオは前回6月との比較で0・1ポイント上昇、全体平均1・5%を獲得、これで2001年8月以来期連続のトップとなった、注目していたセッツインユースは、前回6月との比較で0・1ポイント上昇、7・2%という結果だった。また昨年8月が6・8%という結果であったことなどを考えると、今回は業界全体として健闘した結果と思っているが、これに満足することなくリスナーの拡大という大きな課題に、業界全体として取り組まなくてはならない。この秋は、第一回NHK・民放連共同ラジオキャンペーン「はじめまして、ラジオです。」や、民放ラジオ統一プロジェクト「Radio by your Side」も予定されており、こういったキャンペーンに成果を上げれば、ラジオの上昇気運を一気に高める絶好のチャンスになると考えている。
(全文は2011/09/23発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)