日本テレビの大久保好男社長は25日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、6月末の株主総会で社長に選任された。誠心誠意で進めていくのでよろしくお願いしたい。
一、埼玉県秩父における取材事故は、昨年7月25日に秩父山中で遭難者の救助にあたった埼玉県の防災ヘリの墜落事故があり、当社の社員2名が取材に向かったが、7月31日に行方不明となり、死亡するという悲しい結果になった。まもなく1年だが、この間に調査を行い、どのようにして事故が起きたのかを調べて、その結果に基づいて再発防止策を講じた。今年7月20日には社内で2名を偲ぶ会を営んだ。私どもは、この事故の教訓をしっかりと踏まえ、新しい取材の指針をつくり、それに基づいて安全な範囲で取材を進めていく。
(全文は2011/07/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)