日本テレビの細川知正社長は27日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
一、スポットの状況は、5月は前年同期比85%、6月はまだ最終ではないが98%程度とほぼ戻ってきている。7月はまだ確定的なことは言えないが前年並にいくのではないかという感じを持っている。我々が想像したよりも早くスポットの状況が戻ってきたのかなという感じがしている。
一、地デジについては、7月24日に向かって民放として可能な限りのことを着々とやるだけだ。いわゆる南関東特有の問題についても、一部の方からはやりすぎではないかと言われるが、しつこくやらせていただいている。
一、定例会見は丸2年となったが、前任者、前々任者に比べてあまりなれておらず、ご迷惑をおかけした。定例会見は最後と言っても、別に会社はやめないので、無事に株主総会が終われば、またお目にかかることもあると思う。私は営業が長かったので、あまりコンテンツのことは詳しくないが、ここ10年くらいはテレビは激変している。特に変化のスピードが極めて早いというのが実感。
(全文は2011/06/29発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)