文化放送の三木明博社長は17日の記者会見で現況と今後の対応などにつき要旨次のように語った。
一、当社は20数年前からラジオ番組とアニメ、ゲームの事業開発に取り組んできたが、発展の過程でドワンゴと一緒にAG-ONEを設立した。6月1日にAG-ONEと5pb・の対等合併により新会社「株式会社MAGES・」が発足し、配信、映像、ゲームのオールインカンパニーとして踏み出すことになった。資本金は2億95百万円で文化放送グループ、ドワンゴが各46・9%出資。我々が必要としているのはオリジナリティ溢れるコンテンツを確保することであり、今回の合併で売上高、利益を含めてこれまでよりさらに大きく改善して、文化放送グループに貢献してくれると思っている。
一、節電は15%という数字が計画として出てきたが、12日に全社的な節電対策会議を開き、様々なきめ細かい節電対策を実施している。今後は具体的な数字を入れ込んで、さらに進めていきたい。同時にテナントにも協力をお願いする。例年クールビズは6月11日頃から行っているが、今年は5月23日からに前倒しして実施することを決めた。
(全文は2011/05/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)