30年以上にわたって日本の音楽産業を支えてきた桑田佳祐と、10年以上にわたって日本を代表する歌姫として活躍してきた宇多田ヒカルが今年、相次いで活動休止を表明し業界に衝撃を与えた。
まず、昨年をもってサザンオールスターズとしての活動を無期限停止と発表した桑田佳祐は7月、食道ガン治療で入院すると公表し、8月中旬には無事退院も、10月のアルバム発売延期や全国ツアーは中止とした。一方、宇多田は体調には関係なく今年をもって無期限で活動を休止し、充電すると発表。休止前の横浜アリーナ公演等で音楽史に残る様々な記録を更新した。
(全文は2010/12/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)