日本レコード協会の著作権啓発キャンペーン「LOVEMUSIC」が日スタートした。
日本に音楽産業が誕生して100年という記念すべき年に行われる同キャンペーンは、キャンペーンタイトル通り「音楽の大切さ」を広く一般の人々に、音楽ファンに訴えることにより、大切な音楽を未来へ残し、新たな才能を輩出し続ける環境を維持することの重要性について、周知を図ろうというもの。キャンペーンの特設サイトには渋谷をモチーフとした"音楽愛"に溢れる街「LOVE MUSIC TOWN」が登場し、Twitterへの書き込みによって街がどんどん音楽で溢れていく様子が表現されていく。
また、様々な分野で活躍する50名を超える有名人から、「自身が最も大切にする一枚(レコード、CD)」と、その一枚にまつわるエピソードや思いを綴ったコメントを寄せてもらい、同サイトに順次掲載していく。その一回目はイラストレーターのみうらじゅんさんと脚本家の福田靖さん。これらのコメントも含めた様々な企画を通じて、音楽の素晴らしさや楽しさといった"音楽愛"を伝え、かけがえのない大切な音楽やアーティストを未来に残していくために「音楽創造のサイクル」や著作権が重要であることを広く訴えていく。
なお、今回のキャンペーンでは、特設ウェブサイトを中心として来春までの間に、音楽ファンとの交流を含む企画を打ち出していく計画という。
(全文は2010/12/20発行の「連合通信レコード速報」に掲載)