日本レコード協会(RIAJ)は6日、今年7月1日より展開している「守ろう大切な音楽を♪」キャンペーン2010の授賞作品を次のように発表した。
同キャンペーンは既報の通り、違法配信サイト接触率の高い若年層を対象として、著作権を守ることが音楽・文化を守ることにつながるという事への理解を深めると共に、著作権遵守意識の向上を目的として小学生から大学生までを対象に、「守ろう大切な音楽を♪」をテーマとしたポスター、キャラクターデザインと、今年から新たに写真を加えた3部門で募集していたもの。
その審査は、協会広報委員会による第一次審査を経て、去る11月29日に、審査委員長である石坂敬一RIAJ会長と特別審査員に決定したタレントの佐々木希さんも参加して最終審査が行われ、次の通り各部門の授賞作品が決定した。ちなみに、応募者からは「違法ダウンロードが音楽の未来に与える悪影響を知り驚いた」とか「アーティストが気持ちよく音楽活動が出来る環境を、音楽を聴く私たちで作って行きたい」など、キャンペーンの感想が伝えられており、協会では今後も引き続き様々な形で著作権啓発活動を展開していくとしている。
(全文は2010/12/08発行の「連合通信レコード速報」に掲載)