俳優の渡哲也が会長を務めるレコード会社「ウェブクウ」に所属する夏樹えり、柏木タカシ、Fujimi、永山こうじとロス・プリモス(出演順)の4アーティストが一堂に会した「秋の歌謡フェスタ」が28日、東京・浅草のヨーロー堂(2階ホール)で開かれた。
約70席の客席が満席となる中、ファルセットと個性的なボーカルが魅力の夏樹は、ハニーシックスの三浦久雄がプロデュースした新曲「愛…」やカップリングの「星空の真珠」を披露。続いて、さわやか演歌、期待の星と中高年女性に人気の柏木は、股旅演歌の新曲「たびがらす」と前作「同窓会」を、また熟年世代に向けてスタンダードな歌謡曲を歌うFujimiは、新曲「精いっぱいの歌声を」とカップリング曲「誘惑のラプソディー」を披露。そして、ムード歌謡の代表的コーラスグループ、ロス・プリモスは亡きリードボーカリスト森聖二さんの遺志を継いで、元ロス・インディオスのボーカル、永山こうじが加入して再スタート。その新生第1弾となったミニアルバム「七色の夢」から新曲「忘れたくないの」、大ヒット曲「ラブユー東京」や「たそがれの銀座」などを歌い、4組合わせて全14曲のプログラムで最後まで集まった歌謡曲ファンを喜ばせた。
(全文は2010/12/01発行の「連合通信レコード速報」に掲載)