オリコンは19日、「2012年上半期音楽ソフト マーケットレポート」(1月2日〜7月1日)を発表。音楽ソフトの総売上額が4年ぶりに前年実績を上回り(前年同期比101%)、1564億2千万円になったと発表した。
まず全体の音楽ソフト売上は、総額で前年同期を1%、約16億円上回る1564・2億円となったほか、数量も同104・2%の5911万枚となり、金額・数量ともに前年比増は05年以来7年ぶりの好実績となった。
これは、シングル盤が数量で前年同期比118・9%の2374万枚、金額も同120・5%の320億円余と大きく伸長。さらに、音楽BD(ブルーレイ)が数量で同197・3%の77万枚、金額で同191・4%の53億42百万円と順調に拡大したことにより、アルバムの前年比94%の851億61百万円(数量も同95%の2871万枚)、音楽DVDの同97%の339億円(数量95・5%の589万枚)などの落ち込みをカバー。全体で前述の通り、金額で1%、数量で4%強、前年同期実績を上回る結果となった。
(全文は2012/07/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)