日本映像ソフト協会(JVA)は5日、2012年4月度のビデオソフト月間売上統計(速報)を発表。総売上金額は204億68百万円で前年同月比は89・9%と減少、数量では同100・1%の714・4万枚と前年同月並みとなった。これは、前年同月は「THE LAST MESSAGE 海猿」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」のリリースがあり、やや実績が高かったことが挙げられる。
12年4月度の内訳は、DVDが147億40百万円で前年同月比83・2%と落ち込んだ一方、ブルーレイは過去5番目に高い実績の57億28百万円となり、前年同月比は113・4%と増加。さらに、DVD「販売用」は82億72百万円 で前年同月比75・8%と落ち込んだが、ブルーレイの「販売用」は52億45百万円で同107・7%となった。「販売用」売上金額全体では135億17百万円で同85・6%、DVDとブルーレイの割合は61・2対38・8。DVD「レンタル店用」は63億28百万円で前年同月比95・3%と減少したが、 ブルーレイの「レンタル店用」は、4億82百万円で同277・6%と大きく伸長。この結果、DVDとブルーレイを合わせた「レンタル店用」全体は68億11百万円で前年同月比99・9%とほぼ前年同月並みとなった。「レンタル店用」売上金額におけるDVDとブルーレイの割合は92・9対7・1。
(全文は2012/6/6発行の「連合通信レコード速報」に掲載)