アミューズ所属の演劇ユニット「TEAM NACS」(チームナックス)が30日、3年ぶりとなる本公演「WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン」(3月30日の札幌公演を皮切りに全国18ヶ所)の最終地となった東京公演(5月30日〜6月10日、赤坂ACTシアター)を迎えた。
TEAM NACSは96年結成以降、北海道で熱狂的な人気を獲得。05年には初の全国公演「COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ」では全国11ヶ所で4万人を動員。以降も公演を重ねるたび動員数を増やし、またメンバーそれぞれがドラマや映画など、さまざまな活躍の場を広げ北海道以外での人気も不動のものにしており、「WARRIOR〜」の全国7万人のチケットは即日完売した。
同作品のテーマは群雄が割拠した戦国時代。天下を獲る野望を抱く者、命を捧げる者、仲間を裏切る者など、国の危機を乗り越えるために戦った武将たちの生き様を、TEAM NACS(森崎博之=柴田勝家役、安田顕=徳川家康役、戸次重幸=織田信長役、大泉洋=明智光秀役、音尾琢真=豊臣秀吉役)が演じる。原案・演出を手掛けた、リーダーの森崎博之は「戦国時代に苦手意識があったが、いろいろと勉強したところ、戦国時代はむしろ守るための戦いで、今の日本に通じるテーマだと考えた。名のある武将を借りた、5人の集大成」と意気込みを語った。
(全文は2012/6/1発行の「連合通信レコード速報」に掲載)