日本コロムビアは11日、2012年3月期(11年4月1日〜12年3月31日)の連結業績を確定し、6月22日開催予定の定時株主総会に付議すると発表した。
当期の連結売上高は、クリエイティヴ・コア社の株式売却に伴い、その他事業の売上が減少したことや、市販/配信事業においてアニメやダンス・フィットネス作品は堅調に推移したものの、J―POP作品を中心とする配信売上が減少し、前年度比10・7%減の146億81百万円にとどまった。
また損益については、市販/配信事業の売上減少により営業利益は5億13百万円(前年度8億82百万円)となり、営業外収益で昨年度に続いて未払印税整理益を計上したことなどにより、経常利益は5億34百万円(同9億89百万円)、当期純利益は4億63百万円(同8億76百万円)と、減収減益とはなったものの、連続して黒字は確保した。
(全文は2012/5/14発行の「連合通信レコード速報」に掲載)