EMIミュージック・ジャパンのプライムミュージックはこのほど、5月26日に新曲「しぐれ橋」(詞・麻こよみ、曲・徳久広司)を発売したばかりの谷本知美のキャンペーンの一環として、全国に約400店舗を展開する業界最大手のヤマダ電機で、演歌歌手初のインストアイベントを実施。ヤマダ電機LABI渋谷店で、店頭ミニライブを行うと共に、同店に展示されているテレビ150台のモニターを占拠、計96回にわたって新曲PVが映し出されるという初の試みが行われた。
当日は、大勢の買い物客や彼女のオフィシャルブログを見て駆けつけた若いファンに向けて、谷本は新曲をはじめ、カップリング曲の「維新の華」や、「約束の駅」など好評を博した駅シリーズ3部作のメドレーなど6曲を生披露。店頭で即売会も開き、CD購入者一人ひとりと握手を交わした。
谷本は、「CDを買った若い女の子から、新曲の『声にならない さようなら』のところを聴いて泣きそうになったと言われ、若い人にも演歌の心がわかるんだと感激しました。若者のメッカで歌うことに不安もあったが、いつも通りに自分のスタイルで心をこめて歌えば、きっと届くはずと心に決めてオリジナル曲だけ歌いましたが、正解でした。皆さんキラキラした笑顔で帰って行きました」と嬉しそうに話していた。同シングルは、発売から2週連続でオリコン演歌チャートのTOP10内にランクインしている。
(全文は2010/6/25発行の「連合通信レコード速報」に掲載)