ワーナーミュージック・ジャパンは、会社創立40周年記念企画の一環として、さだまさし&グレープの同社(当時ワーナー・パイオニア)在籍時のオリジナルアルバム3枚と、シングル・コレクション1枚の計4枚を収めたBOX企画を編成。しかも、それぞれ初の紙ジャケット仕様、最新リマスターのSHM―CD仕様のBOX(各税込7500円)を7月21日、初回生産限定で発売する。
同企画では、さだまさし版は、ワーナー在籍時初期(76年〜78年)のオリジナルアルバム3枚(「帰去来」「風見鶏」「私花集(アンソロジー)」)と、78年のソロデビュー作以降の全シングルA/B両面を収めたシングル・コレクション1枚の計4枚で編成。さだ初の紙ジャケット仕様で当時のアナログ盤ジャケットを再現。歌詞カードやタスキも当時を再現し、別冊ブックレットを封入する。
また、グレープ版も同様にソロデビュー前のグレープ時代の傑作アルバム3枚(「わすれもの」「せせらぎ」「コミュニケーション」)に、デビュー曲「雪の朝」や出世作となった「精霊流し」等の12曲を収めたシングル・コレクションを加えた4枚のBOX企画。さだ同様にグレープ初の紙ジャケ&SHM―CD仕様で生産限定発売される。
なお、さだ自身の約1年ぶりとなるオリジナルニューアルバム「予感」はユーキャン(ユニバーサルミュージック販売)から9日に発売。6月19日のサンシティ越谷市民ホールを皮切りに7月26日・27日の中京大学文化市民会館まで14ヵ所を回るコンサートツアーも決定している。
(全文は2010/6/7発行の「連合通信レコード速報」に掲載)