ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)は、同社の音楽ビジネスおよびイベントビジネスのノウハウを活用し、(株)スパイラルアップ(SU)と共同で企画立案した、全国規模の自転車競技イベント「ヒルクライム チャレンジシリーズ」(鞋日本サイクリング協会=JCA公認)を今秋からスタートする。
ヒルクライム(hill climb)とは、スポーツ自転車(ロードバイク)で、山や丘陵の上り坂に設定されたコースを走るタイムレース。自転車の競技人口の増加とともに人気が高まっている。
「ヒルクライム〜」の目的は、自転車競技イベントによる新しい地域活性の実現と"自転車"とともにある新しい社会の創造。各大会とも開催地自治体と協働開催が基本。同イベントを活用した新しい地域振興の推進と、各大会を機に地域間交流のネットワークづくりを狙う。
今年は、新潟県・十日町大会、岡山県・高梁大会、福島県・喜多方大会の3大会。それぞれ、競技者・関連イベント参加者を3千人、経済効果を4千5百万円と見込んでいる。来年以降、開催地を順次増やし、10年間で全国各47都道府県でのシリーズ開催を目指す。最終的にはスポーツ交流人口の拡大に止まることなく、新しい観光スタイルを確立させ、全国で100億円の経済効果を期待している。
(全文は2011/05/23発行の「連合通信レコード速報」に掲載)