長良プロダクション所属の山川豊をはじめ田川寿美(JYKコーポレーション)、森川つくし(長良プロダクション)の長良グループ所属の3人が25日、闘病中の安岡力也(64歳、ワン・ペアー所属)を励まそうと、東京・新橋のヤクルトホールでジョイントコンサートを開いた。
安岡力也は昨年9月に生体肝移植手術を行い、現在病院で療養中。その安岡力也を励まそうと、同じ長良グループに所属する山川、田川、森川の3人によるジョイントコンサートが企画され、当初3月14日に予定されていたが、震災の影響で延期となっていたもの。
コンサートは「いつでも夢を」の合唱でスタート。平成生まれの森川つくしをトップバッターに、田川、山川とコーナー展開、最後は再び3人で「上を向いて歩こう」を歌って閉幕した。森川の最新曲「神無月の頃に」、田川の20周年記念曲「冬の日本海」、山川の30周年記念曲「我が娘へ」と森川とのデュエット曲「喜びの日に」など、それぞれの新曲や記念曲に加え、ステージでは初披露となった森川の「ブルーライト・ヨコハマ」、定評のある田川の美空ひばりメドレー(悲しき口笛、港町十三番地)、山川の「アメリカ橋」などオリジナルヒットや昭和の名曲で集まったファンを魅了。併せて、3人は安岡力也に「早く元気になって」(山川)、「ずっと待っています」(田川)などのメッセージを述べた。
(全文は2011/4/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)