東宝(株)の4月興行収入は55億2、562万5、000円(前年比97・6%)となった。この結果、同社の1〜4月累計興行収入は190億8、184万7、940円(前年比125・1%)となった。
3月は東日本大震災の影響もあり、前年比で70%台にまで落ち込んだものの、4月はほぼ前年並みに回復、しかも1〜4月累計成績で歴代新記録を樹立した前年比で125・1%と大きく上回っている点は東宝の好調ぶりがうかがわれる。なお、4月に東宝公開した作品は次の通り。
▽「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦」(16日〜30日)▽「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」(1日〜30日)▽「阪急電車 片道15分の奇跡」(23日〜30日)▽「GANTZ PERFECT ANSWER」(23
日〜30)▽「名探偵コナン 沈黙の15分」(16日〜30日)▽「SP 革命篇」(1日〜30日)▽「あしたのジョー」(1日〜30日)▽「太平洋の奇跡」(1日〜30日)▽「GANTZ」(1日〜30日)。
(全文は2011/05/18発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)