全国に60サイトのシネコンを展開するワーナー・マイカルは3月11日(金)に発生した東日本大震災により、26サイトが被害を受け休業に追い込まれたが、懸命な復旧作業の結果、4月24日(日)には宮城県のワーナー・マイカル・シネマズ名取エアリとワーナー・マイカル・シネマズ新石巻も復旧をはたし、残すはワーナー・マイカル・シネマズ羽生(埼玉県羽生市川崎)の9スクリーン中4スクリーンとワーナー・マイカル・シネマズ千葉ニュータウン(千葉県印西市中央)の8スクリーン中4スクリーンのみとなった。この2サイトについても4月29日(金/祝)には復旧、同日から全国60サイトが完全営業再開する。
全国のワーナー・マイカル・シネマズでは、ショッピングセンターと連携して、屋外のサインや劇場施設の一部を消灯するなど、節電対策に取り組んでいる。また、各劇場では被災された人たちのための募金活動「がんばろう日本 応援募金」を実施し、自社の分も加えて義援金として拠出する。
(全文は2011/04/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)