山陰は記録的な豪雪。京阪神も粉雪が舞う厳しい冷え込みが続いた。映画興行への客足は3日をピークに4日、2日の順だった。
京阪神RS(83スクリーン)の動員数は約12万5千人。興収は約1億5900万円。ともに3Dブームに沸いた「アバター」を筆頭に「ワンピース」「のだめ」などで記録的な大入りとなった前年の97%前後。まずは健闘といっていいだろう。
東宝系(45S)は動員数6万8千人、興収約9000万円、全館「アバター」で大きく稼いだ前年に比べ動員、興収とも約10%の減にとどまった。
松竹・東映系(38S)は動員約5万6千人、興収約6900万円。動員、興収とも約10%以上のプラスとなった。
(全文は2011/01/10発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)