ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルは、アメリカを代表するロックの魂と評されているブルース・スプリングスティーンの78年発表アルバム「闇に吠える街」を、32年の月日を経て、「初デジタルリマスター=1CD、未発表曲2CD、未発表映像3DVD」(6枚組トータル8時間超)という前代未聞のパッケージ仕様にした「闇に吠える街〜The Promise:The Darkness on The Edge of Town Story」として、12月にリリースする。
78年の「闇に吠える街」は、ブルースが75年に「明日なき暴走」リリース後、マネージメントをめぐっての裁判のため、リリースまで3年を要した。この間彼は数多くのセッションで未発表曲を残しており、それが今回の「THE PROMISE」として2枚のCDに全21曲の未発表曲が収録されることになった。また3枚のDVDに収録される映像は、「史上最高峰のパフォーマンス」と呼ばれていた時期(当時29歳)の78年のヒューストン公演の未発表ライヴ映像に加え、09年地元アズベリー・パークで行われたアルバム全曲演奏ライヴの模様や、ブルースの自宅に隠されていた76年から78年まで全米各地で行われたライヴ映像まで、すべてが初登場となる。
(全文は2010/9/22発行の「連合通信レコード速報」に掲載)