東映と京都府、西日本旅客鉄道が9日、「京都太秦メディアパーク構想」についての記者会見を行い、「東映太秦映画村」を14年ぶりに大幅リニューアルして9月15日(木)にオープンすると発表した。
岡田裕介東映社長は「映画村は老朽化が進み、2年前から閉鎖するか、発展させて続けるか検討してきたが、京都府が推進する『京都太秦メディアパーク構想』の一環として億円をかけて大改装することにした。テレビの『水戸黄門』の終了が決まるなど時代劇は少なくなってきたなか、時代劇一辺倒からの脱却を図り、アニメなど新しいものをどんどん取り込んでいきたい。入場者については国内のファミリー層だけではなく、中国や韓国といった海外からの観光客をターゲットにしていく」と語った。
(全文は2011/08/12発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)