20世紀フォックス映画配給で5月11日(水)から全国316スクリーンで公開中の「ブラック・スワン」は6月15日(水)現在、公開36日間で動員163万5、837人、興行収入20億1、801万3、400円となり、早くも20億円の大台を突破した。6月15日(水)は公開から6度目のレディスディだったが、都内の銀座・新宿・渋谷の上映館では満員の回を含み、1、000人を超える劇場が続出した。同作品、主演のナタリー・ポートマンが第83回アカデミー賞において主演女優賞を受賞したことで世界的にヒットしており、日本では作品賞、主演男優賞など4部門受賞の「英国王のスピーチ」(ギャガ配給)も最終興収18億円が見込めるヒットとなっているが、「ブラック・スワン」は早くも「英国王のスピーチ」を上回った。なお、配給の20世紀フォックス映画ではこのままいけば興行収入30億円も期待できるとしている。
(全文は2011/06/20発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)