東宝(株)は5月26日(木)午前10時から有楽町マリオン内のTOHOシネマズ日劇1で第122回定時株主総会を開催したが1、300名の株主が出席、948席の同館には入りきれず、ロビーのモニターで中継を見てもらうという事態となった。これは個人株主が大幅に増えたためだという。総会は1時間18分で終了したが、総会では島谷能成氏の代表取締役社長就任、市川南氏(映画調整部長)の新取締役就任、沖本友保氏(前東宝(株)関西支社長兼総務部長)、小林節氏((株)パレスホテル代表取締役社長)の監査役就任、山下順弘氏((株)竹中工務店執行役員副社長)の補欠監査役就任が承認された。
総会後の取締役会において、千田諭専務取締役の代表取締役副社長就任を決定した。その他、担当の変更は行われず、従来通りの担当を継続することが確認された。なお、千田諭代表取締役副社長の略歴は次の通り。
昭和24年11月20日生まれ。秋田県出身。昭和49年3月慶応義塾大学法学部卒業、同年4月東宝(株)入社、平成5年4月同社映像本部映画営業部長、平成9年5月同社取締役、平成14年5月同社常務取締役、平成18年5月同社専務取締役、平成23年5月同社代表取締役副社長に就任、映像本部映画営業担当兼同宣伝担当は継続。
(全文は2011/05/27発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)