映連は19日(木)午前11時30分から第56回総会に引き続き東京會舘「アイボリールーム」において5月定例理事会を開催、次の諸事項について報告、確認を行った。
一、映画盗撮防止関係報告の件=報告、確認。
一、損害賠償等請求控訴事件=(株)東芝に対する私的録画補償金協会の訴えに対し東京地裁で敗訴したのを受けて知的財産高等裁判所の提訴、4月22日に第1回審議が行われたのに続き、7月5日に第2回が開かれることが決まったことを報告、確認。
一、金融庁による金融商品取引法の運用改正について製作委員会に係る意見交換の件=製作委員会方式の映画製作が金融商品取引法に違反するのではないかとの見方もあり、映画の製作委員会は対象外条件をみたしているとして条文化してはとの意見があることを報告、確認。
一、国際映連の件=5月14日(土)カンヌで国際映連総会が開かれ、大谷信義日本映連会長は欠席したが、代理として角川書店・角川歴彦会長、椎名保専務が出席、総会の冒頭国際映連会長の提案で東日本大震災と5月9日に亡くなった元日本映連会長・故岡田茂氏の業績を讃えて黙祷を行ったことが角川書店・椎名専務より報告された。