TBSラジオの加藤嘉一社長はじめ幹部は21日の記者会見で、現況と今後の対応について要旨次のように語った。
▽加藤嘉一社長=昨年の社長就任以来、1年が過ぎた。ラジオメディアが現在直面している多くの厳しい課題を理解しつつ、一方で大変多くのリスナー、広告主の方々がラジオを信頼し、愛情を持って見守ってくださっていることを実感し、将来にわたってラジオメディアが果たすべき役割は、非常に重要かつ不変であることを確信してきた。
しかしながらラジオ業界を取り巻く環境は加速度的に変
化しており、今のままの姿で将来も存続できるかは極めて不透明であり、TBSラジオもまた例外でないものと認識している。これからの1年ないし2年が、TBSラジオひいてはラジオ業界全体の将来を左右する重要な時期になるという覚悟を持って、今まで以上に緊張感を持って仕事に取り組んでいく。
(全文は2010/7/23発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)