TBSテレビの石原俊爾社長は3月31日の一般紙会見で現況などにつき要旨次のように語った。
2009年度は視聴率が低迷して厳しい1年だった。そんな中、ドラマでは「JIN-仁-」や「MR・BRAIN」が高視聴率を記録、「官僚たちの夏」が芸術祭テレビ部門優秀賞を受賞。また、石丸プロデューサーが、米ハリウッド・レポーター誌の「2010年アジアの次世代」に選ばれるなど、明るい話題もあった。バラエティは全体的に苦戦したが、「ひみつの嵐ちゃん」が夏以降調子を上げており、看板番組に成長、一方、報道番組「ニュースキャスター」も安定しており健闘している。報道では今週から新番組「Nスタ」と「ニュース23クロス」が順調にスタート、報道の2本柱として今後に期待している。スポーツでは来週から、いよいよ日本選手やタイガー・ウッズも出場するマスターズも始まり注目度も高いと思う。4月編成の起爆剤となるよう期待している。
(全文は2010/4/2発行の「連合通信映画放送速報」に掲載)