電通は16日の取締役会で2002年9月から資本業務提携関係にあったピュブリシスグループとの契約の解除及び同社が保有するピュブリシスグループ株式をピュブリシスグループに売却することを決議した。
解除した契約は1.ピュブリシスグループとの株主契約2.ピュブリシスグループとのグローバルレベルでの戦略的提携契約3.ピュブリシスグループの創業家で筆頭株主であるエリザベート・バダンテール氏との株主間契約-としている。
また、今回売却した株式数はピュブリシスグループ普通株式1800万株(売却前の発行済み株式総数の9・31%)、売却後の継続保有株式数は387万5139株(売却前の発行済み株式総数の2・00%)としている。売却先はピュブリシスグループによる自己株式取得、売却価額は1株当たり35・8ユーロ(売却総額644・4百万ユーロ)。
(全文は2012/2/22発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)