毎日放送の河内一友社長は4日の年賀会で要旨次のように挨拶した。
一、昨年9月に開局60周年を迎え、これを記念して特別ドラマ「トイレの神様」など数々の番組を放送してきた。60周年記念期間は今年の8月31日までで、引き続きこれにふさわしい番組制作、イベントを行っていく。
一、昨年は放送法の改正と地上波テレビが7月24日にデジタル波に移行するなど、放送界にとって大きな出来事があった。テレビはデータ放送など様々な可能性を秘めた新しい伝達ツールに生まれ変わった。当社もデジタル技術を駆使して様々な取り組みを始めた。8月に報道番組とプロ野球中継を同時に放送するマルチチャンネル放送を在阪民放では初めて実施。10月には「ホワイトスペース」を使った実験放送「茶屋町TV」を開局、この放送波を使って全国初の電子看板、デジタルサイネージを運用する実験も行っている。
(全文は2012/1/13発行の「連合通信放送映画速報」に掲載)