演歌シンガーソングライター中村悦子の自作(詞・曲)新曲「上州路」(徳間ジャパンコミュニケーションズ、2月2日)が、オリコン演歌チャート初登場37位(2月14日付)、TBS「カウントダウンTV TOP100」53位(2月12日放送)と、自己最高を記録。関係者は、このことを足掛かりに地道な販促活動を重ね、ロングヒットへ繋げたいと期待を膨らませている。
中村悦子は群馬県高崎市の出身。音楽を幅広く愛する一主婦の中村は、93年「群馬県歌謡音楽大賞」、96年「全国大衆音楽家協会全国大会」のグランプリ受賞と実績を重ね、同年、プロデビュー。その後は、年1回のリサイタル、チャリティーコンサートや福祉施設慰問など、地元を中心に活動を展開。07年には"あかぎはるな"のペンネームで作詞作曲も始め、昨年10月 日本歌手協会主催第37回「歌謡祭」では最優秀歌唱賞の栄誉に輝いた。
「上州路」は日本歌手協会レーベル(昨年秋に徳間Jと同協会の提携により発足)の作品。中村は、地元民謡の「八木節」を間奏に織り込み、二度と逢えない恋しい男性を思う女心を、ドラマティックに歌い上げている。
(全文は2011/04/18発行の「連合通信レコード速報」に掲載)