昭和33年にデビューし、ロカビリー歌手として一世を風靡した山下敬二郎さんの追悼コンサートが9日、中野サンプラザホールで開かれ、東日本大震災の復興支援チャリティ募金も終演後に行われた。
同コンサートは当初、相澤秀禎、尾木徹、岸部清、草野浩二、周防郁雄、長良じゅん、渡邊美佐(50音順)といった業界首脳をはじめ、徳光和夫、ミッキーカーチス、平尾昌晃、湯川れい子、さらに青木功、樋口久子ら生前から親しかった著名人が発起人となり、山下さんを激励する会として企画されていたが、1月5日に胆管がんによる腎不全のため急逝。「ありがとう!!永遠のロカビリアン山下敬二郎に捧げる 追悼コンサート」として開催されたもの。
コンサートは徳光和夫の司会進行により、平尾昌晃、ミッキーカーチスのほか、飯田久彦、伊東ゆかり、ウィリー沖山、小野ヤスシ、加藤茶、九重佑三子、佐川満男、鈴木ヤスシ、園まり、田辺靖雄、田代みどり、長沢純、ささきいさお、中尾ミエ、弘田三枝子、尾藤イサオ、松島あきら、森山加代子、ジェリー藤尾、雪村いづみ等が出演。終演後には出演者がロビーで東日本大震災の募金も募った。
(全文は2011/04/13発行の「連合通信レコード速報」に掲載)