「幸福行きの故郷列車/出てこい竜馬」(10年7月7日)のキャンペーンで、全国を飛び回っている美月優(徳間ジャパンコミュニケーションズ。ワクイ音楽事務所所属)から過日、弊社宛に、東日本大震災被災者に対する、次のメッセージが寄せられた。
「このたびの東日本大震災により被害を受けられた皆様方に対しまして、心よりお見舞い申し上げますと共に一日も早い復興を願っております。先月、4日間に亘り、京都府(京都市、宇治市、城陽市など)を訪れましたが、このキャンペーンは、これまでのキャンペーンとは主旨が違いました。私の師匠で、『出てこい竜馬』の作詞者でもある大船わたる先生が岩手県大船渡市の出身で、大船渡市は私にとって『第2のふるさと』との思いを常々抱いている所です。思い出が沢山、沢山残っていて、1人1人の顔が浮かんできて身につまされる毎日です。私には歌しかありません。でも、何か出来ることがないかと考えているうちに、大船渡の皆様に気持ちを届けるようにと、義援金箱を持って12のレコード店を訪問し、お客様一人一人のお名前も書いて頂き、折り鶴(千羽鶴)を託されました。皆さまの温かいお気持ちで16万円もの義援金を頂戴いたしました。皆さまから両手で握手をしながら『頑張って、しっかりと届けて下さいよ』と励まされ、胸を打たれました。キャンペーンは今後もずっと続け、今月は福井県(福井市、大野市方面)を訪問します。義援金と折り鶴は、時期を見て直接大船渡市長に届けに行って参ります」。
(全文は2011/04/08発行の「連合通信レコード速報」に掲載)