日本音楽著作家連合(志賀大介会長)は24日夜、東京・平河町の海運クラブ大ホールで、会員や業界関係者約300名を招いて恒例の新年懇親会を開催。平成22年度の藤田まさと賞および第24回藤田まさと記念・新作歌謡作品コンクールの発表・表彰も行われた。
冒頭、志賀会長の新年の挨拶や菅原JASRAC理事長らの祝辞に続いて、一昨年7月から募集し、昨年最優秀作品賞などを決め、小沢亜貴子(コロムビア)やキム・ヨンジャ(クラウン)によって原盤制作された藤田まさと記念新作歌謡作品コンクールの入賞作品の発表が行われ、続いて平成22年度藤田まさと賞の発表および授賞が行われた。
まず第24回新作歌謡コンクールでは、コンクール1090作品、企画316作品の中から三次にわたる選考の結果、コンクール部門の最優秀作品賞(最優秀作詩/作曲賞)に「月よあんたも淋しいの」と「素顔」の2作品が選ばれ、小沢亜貴子によってレコード化。また、優秀作詩賞3作品も選ばれた。さらに、企画作品では「ふるさと赤とんぼ」が最優秀作品賞に選ばれ、キム・ヨンジャによってレコード化。加えて、企画作品の優秀作品賞に2編が選ばれた。
(全文は2011/01/26発行の「連合通信レコード速報」に掲載)