100万曲以上の著作権を有する音楽出版社、EMIミュージック・パブリッシングは20日、日本における同社子会社「イーエムアイ音楽出版株式会社」(以下EMI音楽出版)の役員体制について次のような発表を行い、新体制の下で「日本におけるマネジメントチームを強化し、EMI音楽出版の確固たる地位を確立する」と新代表のコメントを発表した。
新たに日本のEMI音楽出版の代表取締役社長に就任したのは韓国のEMI音楽出版を率い、韓国音楽出版社協会(KMPA)会長でもあるユー・ヨンミン(劉永敏)氏。ヨンミン氏は既に昨年5月1日付で日本のEMI音楽出版の社長に就任しており、今回新たに、EMIミュージック・ジャパン代表取締役社長兼CEOの市井三衛氏がEMI音楽出版の会長を兼任、さらにEMIグループのワールドワイドのCOOであるリオ・コーベット氏が取締役会に加わり、ユー・ヨンミン、市井三衛、リオ・コーベットの新体制で日本におけるビジネス強化へ踏み出した。
EMI音楽出版の新体制について、EMIグループのCEOであるロジャー・ファクソン氏は、「日本は大変重要な音楽マーケットであり、EMI音楽出版が日本において強力でダイナミックなリーダーシップを持つことは不可欠。
(全文は2011/01/21発行の「連合通信レコード速報」に掲載)