日本レコード協会(RIAJ)は14日、2011年1月11日付の「着うたフルⓇ」有料音楽配信チャート(最新週間チャート)を発表。昨年7月14日からキングレコードが配信を開始した植村花菜の「トイレの神様」のフルヴァージョンが半年かけて遂に頂点(1位)に立った。
同楽曲は配信開始以来、常に上位(ベスト30)には入るものの、なかなか1位にはならず、前回(1月4日付)、紅白やレコ大などの露出で20位から2位に躍進。さらに今回、5日に放送されたドラマの影響なども加わって、遂に1位となったもの。この年末年始の大量露出もあって、昨年11月24日に発売されたシングル盤もオリコン総合チャートで2週連続1位となり、出荷累計は20万枚を超えたという。
この「トイレの神様」と同様、昨年来のヒット曲が今週は上位を占め、2位にKARAの「ミスター」(UM),3位にいきものがかりの「ありがとう」(ERJ)、4位に少女時代「Gee」(UM)、5位にEXILE「I
Wish For You」(AMI)、6位にAKB48「ヘビーローテーション」(K)、7位にコブクロ「流星」(WJ)と続き、8位にようやく初登場(1月5日配信開始)の中村舞子「The Answer feat. CLIFF EDGE」(K)が入り、9位以下は再びAKB48「Beginner」(K)、JUJU「この夜を止めてよ」(SMAR)と既成曲が続く展開となっている。
(全文は2011/01/17発行の「連合通信レコード速報」に掲載)