日本映像ソフト協会(JVA)は7日、2010年11月度のJVA月間売上統計(速報値)を発表。ビデオソフトの月次総売上は248億82百万円で前年同月比100・8%と、2010年の中では3月に次ぐ2番目の実績となった。
このうち、ほぼ倍増ペースで拡大を続けるブルーレイは金額で同165・2%の54億34百万円となり、単月実績としては過去最高の月次売上となった。一方、今も全体の8割近くを占めるDVDは、売上194億46百万円で同90・9%と約1割の減少となった。このうち「販売用」は、同98・8%、「レンタル店用」が同80・5%であることから、「販売用」は前年並みながら、「レンタル店用」の2割の減少が響き、DVD1割減につながった。ただし、「レンタル店用」の数量は、同115・1%の320万6千枚と2010年の中では最高の出荷数量になっており、DVD全体でも740万枚と本年の中でも一番多い出荷数量となった。
(全文は2011/01/10発行の「連合通信レコード速報」に掲載)