レコード会社や販売店等の共同出資で設立され、需要拡大の一大事業として業界を挙げて普及に取り組んできた音楽ギフトカード発行・運用会社の株式会社ジャパン・ミュージック・ギフトカード(JMG)が年の歴史に幕を下ろした。また、グループの旗艦店であり、国内のリーダー的ショップであったHMV渋谷店が8月に閉店した。
共に、構造変化が進むレコード業界を象徴するような出来事であり、JMGの事業清算に伴う混乱は当初予想された程でもなく、HMV自体の売却(ローソンの傘下に)、渋谷店の復活(場所や業態は未定)など朗報もあった。
(全文は2010/12/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)