今年は昨年と違って、レコード会社の社長交代があったのは日本クラウンと徳間ジャパンコミュニケーションズの第一興商グループ2社のみ。このほか、レコード関連(レコード会社主要12社出資)のレコチョクで社長交代があったほかは、大きな変動はなく、エイベックスの経営体制変更などが目立つ程度であった。
この中で、クラウンと徳間Jの代表取締役社長だった西野茂詔氏がそれぞれ代表取締役会長に就任し、クラウンの社長に佐藤智則氏、徳間Jは篠木雅博氏が社長となった。また、レコチョクは同社の中興の祖となった今野敏博氏に代わって、6月24日付で前ビクターエンタテインメント社長の加藤裕一氏が就任した。
(全文は2010/12/27発行の「連合通信レコード速報」に掲載)