今年12月26日をもって44年の歴史に幕を下ろす「ヤマハ渋谷店」を惜しむアーティスト有志の呼びかけで実現する「さよならヤマハ渋谷店コンサート」が来年1月19日、SHIBUYA―AXで開かれることになった。
これは、「単なる楽器店ではなく、情報が集約され、発信される場所であり、学校であり、音楽に魅了された人たちの大切な交流の場でもあった」というヤマハ渋谷店の閉店を惜しむミュージシャンや音楽関係者が呼びかけ、次のような賛同者を得て、1月19日開催が決定したもの。
同コンサートの実行委員会(呼びかけ人)は、代表に松武秀樹、発起人に向谷実、椎名和夫、山川恵津子、倉田信雄、小坂明子、斉藤りかの面々が名を連ね、椎名、松武、向谷、山川に加え、大澤誉志幸、小坂明子、サンプラザ中野くん、中西圭三、ホッピー神山+福岡ユタカ、吉田美奈子、坂本朱、氏家克典、岡沢章、小川文明、倉田信雄、後藤次利、斉藤英夫、篠田元一、島村英二、福田裕彦、古川望、松井五郎、松下誠、松原正樹、宮崎隆睦、弦一徹グループ、DJ TAROら全27組が出演の予定。料金は全席指定で税込6000円。入場者全員に、ヤマハ渋谷店を看取った証の「みとリング」をプレゼントするという。
(全文は2010/12/24発行の「連合通信レコード速報」に掲載)